最近はメンズの縮毛矯正が増えています。
メンズの場合前髪や顔周りなどのポイントで矯正する方も多く
真っ直ぐにしたいというより、「セットを楽にしたい」と思うようです。
メンズの矯正が女性と違うのは、圧倒的に「髪が短い」事です。
特に全体に縮毛矯正する場合。
髪が短ければ短いほど、難しくなります。
いわゆる「カッパのようになった」「真っ直ぐ過ぎて不自然」「ペッタリし過ぎた」
などの問題が生じやすくなります。
envieで縮毛矯正のメンズのお客様の比率は25%〜30%。
少ないように思うかもしれませんが、
通常の美容院での比率は多くて5%〜10%程度。
なかにはお断りというサロンもあります。
なぜかと言うと前述した通り。
「髪が短いと難しい」からです。
また男性は髪が短いため、縮毛矯正をかける頻度が高いんです。
そうなると髪が傷みやすく、ちりちりしやすくなります。
男性でもトリートメントをすれば髪が傷む割合をぐっと減らす事が出来ます。
envieでは出来るだけ「自然な矯正デザイン」をこころ掛けています。
ダメージのケアも併せて提案する事で続けていける縮毛矯正を目指しています。
こうした取り組みが通常のサロンの2〜5倍もの男性の縮毛矯正のお客様に
来て頂いている理由なのかもしれません。
そんな質問を時々されますが、
縮毛矯正をしても髪は薄くなりません。
髪は毛根から生えています。
縮毛矯正は既に生えている髪に対してくせを伸ばす施術ですので、
毛根に影響を与えてこれから生える髪を薄くすることは無いのです。
ただし!!
髪はダメージを受けると内部のタンパク質が流出して
細くなってしまいます。
さらにくせのある毛よりも縮毛矯正をかけた髪の方が
ボリューム感は無くなりますので
相対的に薄くなったと感じる事はあるようです。
そうならない為にも
1 髪が傷みやすい、元々細い髪の人はトリートメントなどをしてタンパク質を補給しながら縮毛矯正する事
2 自然な仕上がりの美容院で縮毛矯正をする事
などの対処法が有効です。
自然な縮毛矯正って難しい表現ですよね。
自然っていうのも人それぞれだし、
スタイリングして自然になるのか
何もしないで自然になるのかでも違います。
envieでは「丸み」や「髪が自然に生える方向」を意識して
施術を行っていますので、比較的「自然ですね」と言われる事が多いです。
しかし縮毛矯正で丸みを付けることは基本的に出来ないので
「流したい」、「丸くしたい」などのご要望には添えない事もあります。
ある程度長さがあれば丸みを意識した施術でスタイリング次第で
流す事も丸みを持たせることもある程度は出来ますが、
極端に短い髪は丸みを持たせたり流したりするのは不可能です。
出来る限り要望には添いたいと思っていますので
なりたいスタイルを相談してみて下さいね。
可能な限り対応したいと思っています。
※全てのスタイル、要望に添える訳ではありません。
メンズの縮毛矯正の場合トップがペッタリすると
「カッパ」のように不自然になったり。
髪が少なく薄く見えたりします。。。
ぺったりしないためのの対処法をいくつか紹介します。
1 ポイント矯正で元からの癖を活かす。
癖が気になる部分だけの縮毛矯正ならトップのボリュームは全く変わりません。
料金もリーズナブルで気軽に縮毛矯正を試す事が出来ます。
(癖:弱〜中 毛量:小〜普通 向き)
2 トップは少し弱めの薬剤でかける。
弱めの薬剤で多少トップの癖を残してボリューム感を残します。
周りとの差も少なく自然な仕上がりで、オススメです。
(癖:弱〜中 毛量:小〜多め 向き)
3 全体にしっかり伸ばすけど出来るだけ自然に
癖はしっかり伸ばしつつ出来るだけ自然に仕上げるテクニックです。
真っ直ぐになる分どうしてもボリューム感は下がりますのでご了承下さい。
他店での通常の矯正に比べるとボリューム感や自然さはあると思います。
(癖:中〜強 毛量:普通〜多い 向き)